“” “” “” “” “” “” “” “” “” “” “” “”

M家 主屋新築工事
……2019年 長野県安曇野市



都会での生活を終えたあと、思い出のある安曇野を住処にと考えた女性のための住宅を計画しました。

外観は漆喰塗の白い外壁と大きな屋根が、緑の中に埋もれるように佇んでいます。広大な敷地に対してポーチや土縁を設けることで、内部と外部が緩やかに繋がっていきます。土足の居間であり、通路であり、作業場としても使われていくその場所は、昔の農家のつくりに倣っています。

室内の仕上げは、クライアントの希望であった日本的でもあり洋風でもある建物に近づけるよう木部の古色塗と漆喰の白壁で統一し、照明の量をおさえて少し暗めの落ち着いた雰囲気となっています。

ご縁あって手に入れた古材の梁組が、家の中心にある吹抜け空間を力強く支えています。



……建築過程は通信(ブログ)にて
……仕事トップへ